古民家のリフォームですが、和室を一部屋板の間

に替えています。

あとは後ろに収納棚をつくって壁を塗り替え、建具

を貼り替えしています。

それほど手を掛けなくてもできる簡単なリフォームです。

普通は縁側の方にソファーを並べて収納のところに

テレビ台が置かれることが多いと思いますが、庭を眺める

ようにソファーが配置されています。

縁側からの眺めがよければこんな配置もいいですね。

これだけ開放的なら夏は涼しそうです。

 

床の間のある座敷はリフォームでもせいぜい壁を塗り替える

くらいでどのお宅もほぼそのままです。

現代では一番使わない、一番手間の掛かった部屋ですが、古民家

や築50年位の家ではなくてはならない部屋のようでした。

いつ頃からか床の間付きの和室は造らなくなりました。

30年くらい前までは建売住宅でも床の間付きの和室があったもの

ですが、住む人の要望とか関係なく造っていたように思います。

応接間のような扱いで使うことがなくなったんでしょうね。

当時のほとんどの家では納戸のような状態になっていることが多いです。