昨夜は首都圏で地震が発生しました。

震度は大きいところで5強ですから、結構揺れたでしょうね。

幸い今のところ大きな被害は出ていないようですが、負傷者

は出ています。

コロナが落ち着きかけたかと思うと各地で地震です。

今回は水道管や水管橋の破裂が目立っています。

埋設されている水道管は全国的にも寿命が来ていると言われます。

他にも生活に直結していて寿命が来ている構造物はたくさんある

ことでしょう。

 

 

 

 

 

古民家改修の需要は今も続いています。

というか住宅業界自体が資材の値上げにもかかわらずたいへん

好調です。

コロナの影響で工場の稼働が遅れて設備の供給が追い付かない

状態です。

樹脂サッシなどは生産体制を変えても追いつかないそうです。

 

ウッドショックに伴う木材の高騰から始まって板金類の値上げ

電線も高騰、石膏ボードまで値上げ、ガソリンも高くなってます。

楽観的かもしれませんが、全体に価格が高騰することでかえって

景気が良くなるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

住宅というのは日本の基幹産業でもありますが、価格競争も激しく

ローコスト住宅など価格で勝負しようとするビルダーがたくさんあって

価格的にはずいぶん長い間据え置きのような状態が続いてました。

車などはその間にずいぶん高くなってます。

これは消費者の方にとっては大変ありがたいことですが、一番経済に

影響力がある産業が価格競争をしているとやはり景気回復には結び付

かないのかもしれません。

すでに資材の高騰を反映して各ハウスメーカーはかなり値上げをして

います。

 

 

 

 

 

 

新型コロナも今後どうなるかはわかりませんが、今のところは収束

に向かっているようですし、総理も変わって景気回復に期待がかかり

ますが、来年の今頃はどうなっていることでしょうか。

 

住宅業界も今は景気がいいとはいっても、一時的なコロナ自粛の反動

かもしれません。

既に家はたくさん余っているのですからそういつまでも新築需要が

続くとは思えません。

古民家も数に限りがあります。

誰しも新しいものが欲しいですが、今あるものをできる限り永く使う

という住む人の考え方から変えていかなければならないのかもしれません。