大淀町にある茶室です。

平成30年の12月に鑑定に伺ってからもうすぐ3年になります。

茶室を支える土台や屋根も劣化が進んでいましたが、

今回、この土地の所有者様の意向で改修させてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで知らなかったのですが、この茶室は「迎春庵」という名の

茶室で大北作治郎という方が建てられたと考えられています。

大淀町の教育委員会の調査によると古文書も多数見つかったそうで

「おおよど遺産」に認定されました。

 

 

 

 

 

 

昨日は教育委員会の協力を得て「おひろめ会」が催されました。

 

 

 

 

 

 

私も参加させてもらいました。

 

空家が増えて放置されたままの家が全国たくさんにあります。

中にはこの茶室のように調べてみれば地元の歴史がわかるような

資料が残されているのかもしれません。

しかし、そこに興味を持って残していこうとする人がいないと

気づかれないまま解体されるということもあるのでしょうね。