皆さん、連休はどのようにお過ごしでしたか。

行楽地に出かけた人もおられることでしょう。

さすがにこれだけ自粛が続くと慣れっこになってしまってあまり

効果がないようで各地ともかなりの人出だったようです。

「自分だけ我慢してもしようがない」

「コロナ以前の生活には戻らないと思って生活や行動を変えてい

くべき」といった意見まであります。

感染者は増える一方ですが、出口はあるのでしょうか。

 

いきなり「トイレ」ですが、一番落ち着くところでもあります。

この日本のトイレは世界一とも言われます。

確かに便利な機能がたくさんついています。

蓋のオート開閉から、自動洗浄までひと昔前では考えられません

でした。

節水もどんどん進んでいまでは洗浄水が3.8Lといった商品まで

あります。

昔は洗浄水は13Lといった時代もあって、2006年の一般家庭水道用

目的別実態調査ではトイレはお風呂よりもたくさんの水を使っています。

節水もいいですが、あまり少ないと詰りの原因にもなります。

特にリフォームなどで既存の排水管を使うと排水管の中で詰まる

ことがあります。

新築の場合は配管の勾配などを考慮して施工しますが、古い排水管

では詰まることがあります。

できるなら上流側に浴室を設けるなどして大量の水で配管の中のごみを

押し流すようにしたいところです。

最近では便器も床に置かずに壁に掛ける状態で設置するタイプもあります。

掃除はしやすいでしょうね。

しかし、便器の種類を変えるとなると配管まで変えなければなりません。

そして機能ですが、節電モードという機能があります。

電気を節約してくれるのですが、これを使うと最初に冷たい洗浄水が出たり、

便座も暖房便座なのに座った瞬間冷たかったりします。

(これがすぐに反応するタイプとなるとまた高価です)

これが時々クレームになります。

節電モードはずして使ってもらうことになります。

使いこなせる人はいいですが、高齢の方となるとついうっかりこのスイッチ

に触ってしまい、節電機能が働いたりします。

これから高齢者が増えるのですから、もっとシンプルなものを考えてほしい

ものです。