LDKが一つになった広い空間の家ばかりになりました。

その代わりというか応接間という部屋はなくなりました。

皆さん来客は苦手になったのか、付き合いが希薄になったのか。

リビング、ダイニング、キッチンがそれぞれ別の部屋になって

いた時代もあります。

ダイニングキッチンとリビングという形の家もありました。

それぞれメリットはあったと思います。

キッチンはどうしても調理をするので臭いや蒸気などを出します。

それがリビングなどに広がらないように別の部屋にしていました。

近年は換気設備も良くなってそんな必要はなくなったのか、多少

の臭いなどは気にしなくなったのかもしれません。

吹抜けもそうですね。

提案時に2階に臭いが上がるのが気になるという人はいました。

また断熱という点でも現代のように高断熱ならば問題ないかもしれ

ませんが、部屋は区切られていたほうが効率はいいです。

広いLDKは確かに気持ちがいいです。

通風や採光という面でも有利です。

しかし壁の少ない、独立柱しかない部屋は耐震的に不利なのでほかの

部屋で補充する必要があります。

壁量は何とかなっても直下率はどうしても悪くなります。

広げようと思えば、2階の間取りや外壁の位置にもよりますが、一般的な

木造住宅ならば独立柱を中心に2間(3640ミリ)ずつ四方に広げること

ができます。

和室8畳の4間取りのようなものです。

耐震的にはお勧めできませんが。

システムキッチンもLDK一体を前提にした商品が多いです。

見栄えもよくインテリアとしても使えそうなキッチンがたくさんあります。

キッチンとダイニングテーブルの配置は人それぞれですね。

自分の動きやすい導線があるのでしょうか。