今年の夏は本当に雨が多かったですね。

9月に入っても台風でもないのに雨模様の日が多いです。

そのせいか、真夏日も少なかったです。

例年、私の家は真夏でも比較的涼しく就寝時もエアコンは

めったに点けません。

南北の窓を開けておけば十分で日によっては夜中に閉めて

回ることもあります。

この夏は特にそうでした。

 

 

 

 

 

 

1階も掃き出しの窓開けておけば吹抜けを通して2階からも

風が流れます。

エアコンは来客時とかに数回しか使ってません。

 

家づくりは風通しを重視して造っています。

高気密・高断熱の家が当たり前になって別に風通しを考えなく

てもエアコンさえ使えば十分快適に過ごすことができるように

なりました。

 

風通しや日当たりは家の立地条件によります。

近隣との間に十分な空間を採れるような敷地でこそ考えること

ができます。

しかし一般的な建蔽率や容積率ではどうしてもめいっぱい有効

に使おうとします。

となれば当然近隣の家との間隔は狭くなります。

風通しも悪くなります。

また、市街地では風通しを考えても涼しい風は期待できません。

周辺に緑があってこそです。

そんな環境のいいところで家づくりができればいいのですが、

そう条件のいいところはありません。

ところが空き家が増え、人口も減ってくれば世帯数も減りますから、

そんないい条件の土地も確保できるようになるのではないでしょうか。

そうすれば、また環境共生的な家づくりも見直されるのかもしれません。