外壁の構造用合板の上に通気胴縁を打っています。

外壁の構造用合板は合板の種類はいろいろあっても

現代ではどの家も新築では耐震のために合板を貼って

います。

通気胴縁も外壁通気が必要ですから、これも同じです。

この家の通気胴縁の打ち方が変わっているのはエアパス

というパッシブソーラーハウスだからです。

透湿・防水シートが貼られました。

これも一般的には合板の上に直接貼りますが、エアパス工法

なので通気胴縁の上から施工しています。

順序は違いますが、構造的にはほぼ同じです。

透湿防水シートの上にラス網と防水紙が一体になった

物を施工しています。

昔なら、小幅板という下地の板の上に防水紙を貼って

その上からラスという網を施工していましたが、それが

一体になったものです。

モルタルの下塗りが終わったところです。

この上に仕上げの上塗りを施工して完了です。

工程を追ってみると昔の家に比べて外壁にもいろんな工程が

施されています。

昔なら柱の上の小幅板を打って防水シートを貼ってラスを貼って

モルタルを2回塗り、そして吹き付けが普通でした。

耐震のための合板と外壁通気が現代の家には必要になったことで

工程が増えています。

屋根もそうですね。

夏の日射を防ぐために通気層を取るのが今では普通になっています。

他社さんの施工事例を見ても通期のために野地板を2重に貼っている

例もあります。

家を快適・安全にするために必要なことですがこれは家もどんどん

高くなるのも仕方ないですね。