上棟の御幣が三つ並びました。

数年前まではこのようなことはよくあったのですが、

新築よりもリフォームの仕事が増えて御幣が並ぶこと

も珍しくなりました。

でも、やはり並ぶと嬉しいですね。

 

当社は創業が1980年7月です。

42期目を迎えることになります。

私は2代目で、代表に就任してから15年ほどになります。

今日ちょっと面白い記事があったので一部抜粋させてい

ただきます。

 

「会社を設立して儲けるには20年はかかる」そうです。

確かにそうかもしれません。

「経営者というのは一度始めたからには儲かるかどうかは

わからないけれどもしょうがないからやっている」

「ほかにやることはないし、会社をつくってしまったのだか

ら途中でやめたら損しか残らないので、やり続けている」

ほんと、そうだと思います。

「その中で、大半の会社は当初のビジネスではなく、途中で

始めた別のプランで成功している」

当社もそうです。

ハウスメーカーの下請けをしてましたが、行き詰って自社の

家づくりに転換しました。

「それもプランAがだめならプランBで勝負をしようというきれいな

ストーリーではなく仕方なく途中で始めたプランBで成功している

そうでなければ倒産してしまうからだ」

確かにその通りです。

「法人がそうなら、個人も同じようなもので、プランBで成長すること

が多い」

「経営者の多くはやるしかないからやるだけで、自分をだましながら

続けている」

そうです。

「20年も続けるとお金になってきて『ああ、間違ってなかったんだ』

といい、さらに続けて『日本経済新聞』に『私の履歴書』を書き始め、

『当社からこういうプランで、こうした目的でやろうと思っていた』

と言い始める」

そうなのかもしれませんね。

「経営者というのはみんなそうで、いいことしか覚えていない 都合

の悪いことはすべて忘れる」

「自分で自分の成功ストーリーを造って自分を洗脳している」

これはほんとそうだと思います。

でもそれでいいんです。

失敗したとか、苦しかったとかそんな話は誰も聞きたくありません。

「どんなに苦しくてもそこそこうまくいっている話とか、失敗をいか

に乗り越えたかを話しているうちに真実だと思い始める」

こういったことは誰しもあるかもしれません。

「自分が話すことを一番大きな声で聴いているのは自分です。

相手に話しているつもりが自分を教育しているのです」

確かにそうです。

「だから、経営者というのはネガティブなことはあまり言わない」

だそうです。

どんな立場の人であれ、人は誰も似たようなものです。

「プランB(私の場合はCかな)」に早く気付くことが大事です。

これは自分ではなく、人が引き起こすようです。

人のご縁が大事です。