リフォームの現場ですが、大工工事完了の検査に来

ています。

床のレベルや枠の垂直なども計測します。

今回は造作が少なかったですが、これはキッチンの対面

にある作業台兼テーブルになっています。

ダイニングも人それぞれいろいろ使い方があるものです。

出入り枠も既製品は使わず大工さんが枠を加工して作って

います。

既成の枠と同じで固定枠と言って一枚の板で枠を造ること

もありますが、今回はケーシング仕様になっていました。

枠を分割して枠の幅を調整する方法です。

固定枠に比べて枠が2重になるので少し上等に見えますが、

これは壁の厚みが所によって違うためです。

リフォームの場合、柱や壁が傾いていることが時々あります。

傾いたまま壁や枠を建てることはできないので壁の中で胴縁

などを使ってまっすぐにしています。

そうすると、傾き具合によって壁の厚みが変わります。

それを調整するためのケーシングです。

完成すればわからないことですが、見えないところで手間が

かかっています。

あとは内装工事と器具付けです。