私がこの業界に入ったころ、30年以上前になりますが、

ウッドデッキはまだあまり普及していなかったみたいです。

掃き出しサッシの外にはテラスと言ってコンクリートの広い

台があるのが普通でした。

高さは20㎝ほどですから床から30㎝から40センチくらいの

段差がありました。

今も私の家にはありますがこれは昇り降りは結構大変です。

おそらく前栽などに置く沓脱石の代わりのようなものだった

のでしょう。

今はほとんど段差のないデッキが主流ですね。

ほとんど段差がないので外に出るのも気軽にできます。

既製品もありますが、当社は木製で造ることが多いです。

ウッドデッキは使う木材によって耐久性が変わります。

また保護塗料によっても多少変わります。

保護塗料としてはキシラデコールという防腐剤が一般的ですが、

柿渋もしっかりと摺りこめば長持ちします。

塗料に頼らないのならば防腐処理をした桧やイペ、ウリン、バツ

がよく使われますが、ヒノキに比べると高価です。

あと表面がざらついているので手の触れるような台などには

不向きです。

写真はイペです。

10年前に施工させてもらった、全く雨ざらしで不特定多数の人が

歩くデッキですが、ヒノキの防腐処理剤を使いました。

板は1枚だけ貼り替えさせてもらいましたが、他は変色や摩耗は

ありますが今も使えています。

しかしデッキの板を固定しているデッキビスが所々衝撃による劣化

のせいか途中で折れたりちぎれたりしていて数本増し打ちしています。

多数の人が歩行すると木材よりもビスが先にダメになるみたいです。

イペやウリン、バツといった材ならば防腐の桧よりも長持ちします。