あまり造られなくなった縁側です。
今ではちょっと贅沢な空間です。
縁側の外側には板戸(雨戸)があります。
戸締りをすると部屋の中は真っ暗で、光を入れるには
板戸を開けるしかないですがそうすると部屋と外を仕
切る建具が障子しかありません。
古民家には多い造りです。
現代の高気密・高断熱とは正反対の家で境界がはっきり
しません。
昔はこれでよかったんですね。
板戸(雨戸)のところにガラス戸に替えれば光を取り入れ
ながら戸締りができます。
それで少し現代の家に近づきます。
気密性はありませんが雰囲気を残すことができます。