奈良県民俗博物館にある古民家で竈を使って食事会
をした時の写真です。
今でも古民家に行くと時々竈を見かけます。
私が小さい頃、幼稚園くらいまで家では竈を使って
ご飯を炊いてました。
今では考えられませんがそんな時代でした。
竈でご飯を炊いていた最後の世代なのかもしれません。
水の量さえ間違わなければ意外と簡単に炊くことが
できます。
炭火で炊いたご飯はやはりおいしいです。
驚いたのは竈の火から出る煙の量です。
こちらの竈は煙突が付いておらず、屋根に煙抜きの腰屋根
があるだけでした。
天井というか小屋裏全体に煙が充満してました。
それは木材も燻されます。
30年以上前になると思いますが、民俗公園内にある古民家
の屋根を改修する工事を請けました。
屋根に杉皮を葺く工事です。
大量の杉皮と竹と長いビスまたは釘を使って上から噴きました。
経年で杉皮全体コケがはびこってました。
杉皮葺きというのはこういうものなのでしょうか。