今の家づくりを始めて20年になります。
それまではハウスメーカーの下請けをしていました。
今の家づくりというのはよくある自然素材を使った家づくりです。
同じ自然素材の家づくりでも床板だけが杉や桧を使っているような
家づくりもありますが、当社では構造材も天然乾燥であったり
出入り枠や建具も手作りの木製建具を使っているのでかなりこだわ
った造りにはなっています。
住宅雑誌を見ても自然素材を使った家づくりは多くなったと思います。
そういった家ばかりが取り挙げられているからかもしれませんが。
あるサイトで自然素材をどれくらいの人が使いたいと思っているのか
調べたデータが掲載されてました。
すると、できる限り使いたいという人が77%。
依頼先別ではというと
大手ハウスメーカーが73%
地元工務店が77%
建築家が85%。
自然素材とは無縁な大手ハウスメーカーを選ぶ人でも7割以上なんですね。
おそらく自然素材というものがはっきりわかっていないのかもしれません。
そして「自然素材を使いたくない」という項目を選んだ人はいなかった
そうです。
実際のところ、自然素材を使った家と新建材で造った家との割合は
どれくらいなんでしょうか。
たぶん新建材を使った家の方がはるかに多いのではないでしょうか。
価格やメンテという点では新建材のほうが有利ですから。