古民家の小屋裏です。

土が敷かれています。

天井は低いですから作業場または物置として使われて

いたのでしょう。

土ですから断熱や防火の役目もあります。

 

 

 

 

 

 

こちらも同じ小屋裏ですが単なる小屋裏ですが、小屋裏に

上がる階段があってごく部分的に物置のような使い方がさ

れています。

古民家に多いですが空間的にはかなりの広さはあります。

 

どちらも今現在これといった使い方はされていませんが、

新たに何らかの用途として使えるようにしたいという人が

多いです。

聞いてみると主に収納としてなのですが寝室や書斎のような

使い方を考えている方もいます。

せっかくある空間ですから活用したいという気持ちがわから

ないでもないですが、失礼ですが「なにも無理してこの空間を活用しなくても」

と思うことがあります。

新たに床を組む、場合によっては天井も必要になるかもしれません。

換気や採光のための窓も必要になるかもしれません。

そこへ小屋裏ですから夏は暑いです。

古民家は相対的に家が大きいです。

できれば今すでにある部屋を活用したほうがいいはずです。

部屋数としては余るくらいあるはずなのに新たに離れを造ろうとする方

は今までもおられました。

活用されていない部屋があるにもかかわらず新たに建てようとされます。

どうしても残しておきたい建物があるというか減らすことができない

方がおられます。

「工務店なんだから言われたとおりに造ればいいんだ」なんですが、

断捨離ではないですが片づける、整理・整頓することも大切です。

そうすれば余計なものは造らなくても済みます。