平屋の家が完成しました。

平屋の家は2階の荷重がないので比較的自由な間取りを造る

ことができます。

また階段室がないのでその分、1坪程度ですが部屋に取り込む

こともできます。

こちらの家は年配の方が住まわれます。

平屋の家はそんな方のための家だと思います。

 

 

 

 

 

 

仏間を備えた和室もありますが、茶の程度の小さめの和室です。

和室は少なくなりましたが、それでも必ず一間はあります。

やっぱりそこは日本ならではかもしれません。

 

私も和室は好きなのですが、どのような使い方をするのかというと

現代ではあまり活用されないのではないでしょうか。

私の家にも床の間付きの和室がありますが、来客時くらいしか使う

ことがありません。

仕事柄、打ち合わせでお客様の家にお邪魔することが多いのですが、

和室に通されることが多いです。

畳の間に座布団というスタイルなのですが、長時間になると正座が

つらくなります。

私位の年代でもそうなのですから若い人はもっとつらいかもしれません。

子供のころは畳の間で生活することが多く、正座は何ともなかったので

すが、椅子での生活に慣れるとダメですね。

「足を崩してください」と言っていただくのですが、胡坐をかくと腰が

痛くなります。

そういえば、今月初めに大神神社でご祈祷をしてもらったのですが、

祈祷殿では今まで畳に正座していたはずですが、小さな腰掛が並べて

ありました。

正座がつらいという意見でもあったのでしょうか。

これは確かに楽でした。

これも時代の流れでしょうか。

畳の間はもうゴロリと「横になる」使い方になってしまいそうです。