古民家にお邪魔しています。

古民家特有の差鴨居です。

4間取り、6間取りになると座敷には長押が付くので

そこには差鴨居は使われていませんが、座敷の方だけ

差鴨居を削って長押を回していることもあります。

昔はこのような大きな断面の木がたくさん取れたんですね。

今では構造材の梁でもここまで大きな木は使いません。

それから、写真では差鴨居に「杖」のようなものが飾られて

いますが槍?や火縄銃?のようなものが掛けられていること

もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは蔵の2階なのですが、鉄砲曲がりと言われる松の丸太が

使われています。

しかも曲がりを利用して直接母屋を支えています。

今ではこんなに曲がった丸太を使う職人さんはいないと思いますが、

うまく使ったものですね。

古民家には面白いものがたくさんあります。