アフターメンテナンスです。
新築、リフォームどちらもお引渡しの後定期的に訪問させて
もらっています。
どちらも自然素材を多用した家づくりをしています。
床や枠材に無垢の木である杉や桧を使ってっていると、経年
による収縮や反りが発生します。
それが漆喰などの壁に仕上げとの取り合いで隙間を発生させる
ことがあります。
2年位で、エアコンや薪ストーブなどで乾燥すれば落ち着くので
補修させてもらいます。
また建具も新建材ではなく建具屋さんに木製建具を造ってもら
っています。
これも反りやねじれが発生しやすいです。
特に多いのが襖類です。
襖紙の乾燥によってどちらかの面が引っ張られて建具が反ります。
両方の面が空気に触れる状態、押し入れだと押入を閉めた状態、
間仕切り襖だと襖を全て閉めた状態を保ってもらうのがいいのです
が、どうしても皆さん開放してしまいます。
そのほうが部屋や押入の中が乾燥しやすいと思うからです。
これが建具の反りの原因になります。
木製建具でも片引き戸は開けた状態だと壁に接している面が収縮
します。
床も建材に比べて傷がつきやすいですが、これは了解してもらって
います。
新建材やクロスを使った家づくりではこんなことは起きないと
思いますが、どうなんでしょうね。