まだ梅雨は開けていませんが、少し晴れ間がのぞくだけで
かなり暑く感じます。
熱中症を訴える人がこれから増えることでしょう。
以前は日射病といっていたと思います。
真夏に全校生徒が運動場に集まることがあるとまれに気分
が悪くなる生徒がいました。
あれが今でいうところの熱中症だったんでしょうね。
とはいっても救急車で運ばれるとか、ニュースになるような
ことはあまりなかったと思います。
今ではエアコンは当たり前のように使われていますが当時は
エアコンはほとんど普及していなくてクーラーがある家が珍
しかったです。
そんな環境でも十分暮らせてました。
これだけ暑くなるとエアコンを使わざるを得ませんが、小さい頃
からその環境で育つと汗腺も発達しにくいでしょうから当然暑さ
に弱くなります。
また環境も悪いです。
コンクリートやアスファルトで舗装された環境では熱はこもる一方で
エアコンの室外機からは熱が放射されますからなおさら暑くなります。
住宅も密集状態になればそれだけ熱は逃げにくくなります。
同じ夏でも暮している周辺環境で大きく変わります。
何人かが集まって夜はどうしているかといった話になると「エアコンなし
では眠れない」という人もいれば「窓を開けているだけで十分」または
「夜中には窓を閉めないと」といった話になります。
住宅の性能もある程度は必要ですが環境の改善も必要だと思います。