先日お引渡させていただいた家です。

設計士さん自身の家で、リフォームです。

当社独自の家づくりとは当然違いますが、なるほどと思えるところ

もたくさんあります。

当社では、できるだけ新建材の類は使わないようにしていますが、

設計士さんはあまりそういったところにはこだわらない方が多いです。

こちらの建具は段ボールでできています。

これなどは初めてです。

確かにできないことではありません。

 

家全体をすっきり見せようとすると建具などは当社のように杉を使った建具

よりもこのような材質やフラッシュと言われる品ベニヤなどの建材を使った

建具の方がずっとすっきりと仕上がります。

キッチンなどは造作もありますが、自然の素材にこだわるとどうしても木目が

際立ってしまいます。

こちらの家も床材は杉やヒノキを使っていますが、ウォールナットも使われて

います。

 

共通して言えるのは当たり前のことですが、「拘り」が強いということです。

これは当社にもあることです。

このこだわりはどんな住宅メーカーにもあることだと思うのですが、

消費者の方に受けないと自分よがりでは選んでもらえません。

拘りを持ちながらも、自分よがりにならずに選んでもらえる家づくりが必要です。

これが難しいです。

デザインなのか、価格なのか、性能なのか、住み心地なのか。

もっと他のことかもしれません。

それは施主さんになられる方自身もはっきりわからないことなのかもしれません。