昨日は、古民家鑑定士の講習・試験でした。
昨年から2カ月に一回、奇数月に開催しています。
古民家鑑定士と聞いてもあまりメジャーなイメージ
はないかも知れません。
資格を取得してもどう活用するのかわかりにくいの
かもしれません。
しかし、6000人くらいの方がこの資格を持っています。
奈良県下では60名くらいでしょうか。
古民家というと、通り土間があって、そこにおくどさん
(竈)があり、黒光りした大きな梁を想像しますが、
そのような建物だけが古民家ではありません。
協会では、築50年以上経過した住宅を古民家と定義しています。
ですから、これから先確実に古民家と言われる住宅は増えていく
ことになります。
今の時点では、そのほとんどが新耐震基準に適合しない建物です。
前述のいかにも古民家という建物だけではなく、耐震基準に適合
しない建物も活用していこうとするための資格です。