朝晩、冷え込むようになりました。

私は2階の和室で寝ています。

リフォームで内窓を取り付けました。

既存の窓をそのままにその内側に樹脂の窓を付けるタイプです。

防音、断熱の効果があります。

普通の断熱サッシよりも効果があると思いますが、既存の窓の

内側がわずかに結露を起こします。

部屋の壁は漆喰、床は畳、天井は昔のラミ天という天井板です。

1階のリフォームがかなりかかったので2階は簡単に済ませましたが、

普通の部屋よりは湿気も吸ってくれる仕様になっています。

それでも冷たい部分には結露を起こします。

それで朝起きると南北の窓を開け放って換気するようにしています。

皆さんの寝室はどうですか。

高気密、高断熱で結露はしないという人もいるかもしれませんが、

家の中が温かく外が寒ければ寒暖差によりどこかで結露は置きます。

結露には表面結露と言って見えるところにできる結露もあれば見え

ないところにできる内部結露もあります。

起きているとすれば壁の中や天井裏の断熱材の外側です。

実際、高気密な家ほど結露は起こしやすくなります。

人が生活している限り水蒸気は必ず発生しています。

人は静止した状態でも1日住まいの中で生活すると夏なら3Lの水蒸気

を出し、ガス、石油ストーブは1時間当たり200ml、調理をすれば

1日当たり1.5L、洗面・浴室からは1にちあたり1L出していると言

われます。

最近共働きが増えて室内干しをされる家もありますが、これは1日当

たり2.5Lだそうです。

閉じ込められた空間ですから、どこかに溜まります。

そのために24時間換気というシステムがありますが、スイッチを切っ

ている方もいるかもしれません。

家にとってはこの湿気は大敵です。

寒くなると窓を開けることも少なくなると思いますが、定期的に窓を

開放してやれば家も人も健康的になると思います。