今回、建て替えることになった家の小屋裏です。

伝統工法の家です。

「鉄砲曲がり」と言われる梁が掛かっています。

昔の火縄銃のように根元が曲がっているのでそう呼ばれていますが、

今ではまず使われません。

使うこと自体が難しいですし、加工も大変です。

解体になってしまったので使える材料は使わせてもらおうと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

壁面には「貫」と言われる水平部材がたくさん使われています。

これで地震の揺れを吸収する造りで現代の家とは違うところです。

土壁も耐力壁です。

こちらは昨年新築させてもらった家ですが、伝統工法で施工させて

もらいました。

同じように「貫」を使って補強しています。

筋違はありません。

また伝統工法の家を施工したいなと思ってます。