連休の真っ最中ですが、今日は現場の確認と打ち合わせで

出勤しています。

道路を走る車は少ないですが、ホームセンターは結構車が

止まっています。

ホームセンターも入場制限しているらしく、家族で来ても

買い物には一人で入ってもらうようにしているようです。

先日、現場で不足した部材があってホームセンターに買いに

行ったところ木材や水道に使う塩ビ管が売り切れていたそう

です。

おそらくこの連休、出かけることもできず家の補修でもしよう

としている人が多いのでしょう。

こちらはリフォームの現場です。

床・壁・天井を解体しています。

築40年くらいでしょうか。

土台にはクレオソートという防腐剤が塗布されています。

昔はよく使いました。

大引も防腐してあるようですし、基礎の中は土のまま、そして

束石の上に木の束が使われています。

今では土間コンクリートの上に鋼製束が普通です。

柱はヒノキのようですが、梁はすべて米松です。

この頃の梁と言えばすべて米松でした。

日本の松はこの頃も高かったと思います。

今では柱も4寸(12㎝)角を使うので3寸5分(10.5㎝)角の柱は

どことなく頼りなく感じます。

外壁の下地はすべて小幅板という杉の板が下地に使われています。

この杉板の上に防水紙とラスという金網を貼ってその上にモルタル

が塗られています。

今ではサイディングが多くなってこのような造りの家は少なくなりました。

サイディングはラスとモルタルが一体になった成形品です。

モルタルのような乾燥期間がいりませんし、クラックの心配がありません。

しかし、最近新しい工法での左官仕上が増えてきています。

よく見ると外壁の下地が途中から変わって合板になっています。

増築されたんでしょうね。