梅雨明けでしょうか。

久しぶりに晴れ間が覗いたように思います。

気象庁の速報では近畿地方は7月24日頃と記載されています。

今日がそのようです。

夏らしい入道雲と木陰ではセミの鳴き声が響いています。

ジメジメした日が続くとどうも気がめいりますが、晴れれば晴れた

でいきなり暑くなりました。

やっと夏らしくなったように思いますが、ここ数年の気温は異常です

から身体に気をつけましょう。

古民家でリフォームをしています。

何度かリフォームをされているようで、増築してあったり土壁のなく

なっているところがあります。

本来なら同じ土壁で仕上げたいところですが、現代風に断熱施工を

しています。

土壁は手間がかかります。

小舞の竹も少ないようで、竹を編んでくれる職人さんも少なくなりま

した。

昔は土壁と言えば新築の場合、坪当たりいくらという見積もりをして

いましたが、今では新築で土壁を施工することなどめったにありません。

以前いろんな人に土壁の施工をできる人を探してもらいましたが、

なかなか見つからずに苦労しました。

壁を塗る職人さんは左官屋さんで何とかなりますが、竹を編んでく

れる職人さんがいません。

たまに部分的に土壁を施工することがありますが、竹ではなく木の小舞

を大工さんに造ってもらっています。

それにしてもこの時期でもやはり古民家は涼しいですね。

土壁と屋根に乗っている土のおかげでしょうか。

湿度もあるでしょう。

開放的な間取りも関係しているとは思いますが、「夏を旨とすべし」

の造りなんでしょう。

しかし、現代の家は省エネのため「冬を旨とすべし」になっています。

構造材の長持ちという点からすれば高気密・高断熱はどれだけ正確に

施工しても古民家のように解放された状態の木材のようにはなりません。

ましてや、包まれた空間の中に集成材などを使っていればなおさらですが

これも時代の流れです。

古民家のような長持ちする造りと高気密・高断熱を兼ね備えたもっといい

断熱方法が考えだされればと思いますが、もう少し時間がかかりそうです。

数年前になりますが、あるハウスメーカでは長寿命の家は造れても生活の

様式が変われば建て替えるかリフォームするしかない、変わるであろうこと

はわかっていて造っていると言ってました。

その時代に求められる家づくりをするしかありません。

そうでなければ住宅産業(住宅産業に限りませんが)は成り立ちませんから。