協力業者会「和みの会」で松本城に来ています。

長野県というとスキーに行く人はたくさんいますが、

観光としてはどうか知りませんが、ここを訪れた人は

結構いるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

間近で見上げるとなかなか壮観です。

火災(火あぶり)から守るためか軒の裏側もすべて漆喰

で塗り固められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろ改修されているようですが、ほぼすべて木造のままで

残されているところがいいです。

梯子のような急な階段を上がって天守閣まで行くことができます。

よくこれだけ大きな構造材をここまで持ち上げて組んだものです。

 

何気なくどこにでもある石垣の上に立っているお城と思ってまし

たが、この石垣の中には直径39センチ、長さ5mほどの丸太の柱

が碁盤の目状に16本建てられているそうで、今でいうところの

地盤改良がなされているそうです。

いわゆる杭基礎ですね。

ほかにもこのような構造になっているお城があるのか知りませんが、

昔の人もこんな不同沈下の対策をしていたんですね。

 

それからお城には必ずと言っていいほど屋根についている大きな

鯱(しゃちほこ)ですが、単純に棟の上に載っているものと思って

ましたが、鯱真木という1.9mくらいの木を棟木に取り付けてその木

にかぶせて取り付けられているんですね。

それはそうですよね。その真木も飾られてました。

あんな背の高いものが屋根の上で自立しているんですから、何かで固

定されていないと倒れて落ちてしまいます。