ある選挙の決起集会です。

私はあまり政治には関心がありませんが、今回はある理由で

応援することになりました。

出陣式から始まって広報活動、決起集会と候補者は走り回ります。

応援する方々も必死です。

既に議員である方も応援に加わってくれています。

この方たちにとってはある意味議員生命をかけているようなものです。

どちらか一方を応援するとなれば、こちがにもしものことがあれば自分

の立場が悪くなります。

昨日の夜、開票が行われました。

まず、投票数の知らせが選挙事務所に入ってきます。

投票数は15000余り、投票率64%ほど

候補者は二人ですから、この投票を二人で分けることになります。

7500以上取れれば勝ちです。

開票が始まってしばらくして、最初の速報がはいります。

どちらも6000票。

事務所で待機する家族の方、応援の方々、みんな気が気ではありません。

どちらに傾くかわかりません。

しばらくしてまた速報。そして「勝った」の声。

湧きあがる歓声と拍手の渦。

そのあと選挙管理事務所の方が来て当選の報告。

取材の方も来ていました。

正直私もホッとしました。

一方が勝てば、一方が負けたことになりますが、負けた方の事務所の様子は

どんなでしょう。

どんな立場にいる人でも選挙に落選すればただの人と言われるようになかなか

厳しい世界です。

地方の選挙でさえこんな喜怒哀楽があるのですから、昨日の全国的な選挙、

泣いた人、笑った人、どれだけいたことでしょう。