img_20161205_113732

今度、法隆寺の近くで家を新築させてもらいます。

法隆寺の近くとなると埋蔵文化財がある可能性があります。

着工前に試掘をしてもらうことになりました。

何か出てきてほしいような出てきてほしくないような複雑な

気分です。

施主さんはそんなことは考えてられませんが。

写真は「斑鳩文化財センター」にある藤の木古墳のレプリカです。

発見された時は大騒ぎだったのを覚えていますが、なにぶんあまり

に近くに住んでいると意外と興味をひかないものであまり詳しいこと

は知りませんでした。

被葬者は17~25歳の男性らしく、2体だったんですね。

派手な色ですが、造営当時、朱が塗られていたので造営当時の石棺を

イメージしてもらうためだそうです。

実際こんなだったのでしょうか。

ここ、斑鳩町 特に法隆寺の近くではちょっと小高い山や丘ならどこを

掘ってもこのような石棺が埋められていると聞いたことがあります。

今までの歴史が覆されるようなものが埋まっている可能性もあるんで

しょうね。

ある番組で言ってましたが、歴史学者は考古学者が怖いそうです。

歴史学者は資料などをもとに記録から過去を探る学者ですが、

考古学者は発掘調査など実物から過去を探る学者です。

歴史学者が唱えてきたことを考古学者は発掘によってひっくり返す

ことができるからだそうです。