古民家のリフォーム完成です。

差鴨居やササラ桁などは古民家特有です。

現代の家とは仕様も造りも違います。

内法、床から鴨居までの高さが足りないのが玉に瑕です。

ほとんどの古民家は内法は1750ミリから1800ミリまで

ですから現代の背の高い人にとってはずいぶん低いです。

真壁で構造材が見えているのでわかりやすいですが、梁、

柱、差鴨居、床板といった材料しか使われていません。

 

 

 

 

 

 

これが現代の家となると上記の構造材以外に壁の下地となる間柱、

半柱、胴縁、天井下地となる野縁、石膏ボードといった下地材が

たくさん使われることになります。

差鴨居は構造材と内法材を兼ねていますが、現代の家では構造材

とは別に内法材が使われます。

古民家は構造材が組み立てられればそれ以外の大工工事はほとんど

ありません。

現代の家の方が壁や天井の下地を組む仕事が多いです。

古民家は構造材の加工組み立てには時間はかかりますが、それ以降

は現代の住宅の方が手間がかかっています。

現代の家も古民家のようにもっとシンプルに造れないものかと思います。

そのほうが構造材も大きなものを使うことで家も長持ちすると思います。