東北でまた大きな地震が起きています。

被災された方はお気の毒ですが、地震の規模の割には被害は

少なかったのではないでしょうか。

住宅全体に耐震化が進んでいるのかもしれません。

こればかりはいつどこで起きるかわかりませんが、地震の情報

にもどこか慣れてしまっているような感じもします。

1919年1月1日から2023年7月17日の間に震度4以上の地震が

起きた回数が掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐賀県が一番少なくて14回、富山県は被害にあったばかりですが2位

の15回、私が住んでいる奈良県は9位で30回です。

過去のデータで少ないからというのはまったく根拠になりません。

直近10年で起きた地震では滋賀県と奈良県が1位で2回です。

2位はこちらも被害にあったばかりの富山、兵庫、福井、三重で3回です。

回数の問題ではないのですが、他府県に比べて少ないとなんとなく安心

してしまう傾向があるかもしれません。

震度3から4くらいの地震は各地で、しかもやや偏って起きています。

そのような地域で暮らしている人に比べると危機感は少ないのでは

ないでしょうか。

確率だけでいうと今後30年以内に震度6以上の地震に見舞われる確率

はほとんどが0.1%未満。

交通事故で死亡する確率は0.2%、台風通過は100%、航空機事故で死亡0.002%

どうとらえるかは人それぞれです。

数字ばかり気にしてもしようがないですが、備えはしておくべきでしょう。