あの猛暑の夏が嘘のように涼しくなりました。
今が一番過ごしやすい時期ですね。
日が暮れるのも早くなり、あっという間に寒い冬がやってきそうです。
寒くなればなったで、あの暑い夏が恋しくなるかもしれません。
改装でカーペットが敷いてあった部屋に杉の板を貼っています。
15ミリの床板です。
新建材のフロアーはだいたい12ミリですが杉や桧といった天然
の床板は15ミリ、24ミリ、30ミリといった厚みになります。
15ミリだと下地の板が必要になりますが、24ミリや30ミリなら
根太の上に直接貼ることができます。
新建材のフロアーも昔は合板(ラワン)が基材になっていて弾力
性があり、根太に直接貼るのが一般的でしたが今はパーチクルと
いって木毛版が基材になっているので下地が必要になっています。
下地に合板を使うくらいなら、以前のように合板基材のフロアー
にすればいいように思うのですが、合板を使うことで床構面が
確保できたり作業床がつくれたりするのでそうなっているので
しょうか。
現代は新建材なしに家づくりはできなくなってきていますが、
自然の素材だけでもできないことはないと思います。
そのほうがもっとシンプルな家づくりができるのでは。
多種多様にいろんな建材を造りすぎているのではないでしょうか。