今日は雨の中、協力業者会の安全パトロールでした。

定期的に業者会の役員の方に参加してもらって行って

います。

建設業界では安全パトロールや安全大会は付き物です。

それは社内で事務作業をしている人に比べれば怪我を

する確率はかなり高いです。

重機を扱うこともあれば道具や機械も使います。

重い材料を運ぶこともあります。

足場に上ることもあります。

作業するところは危険だらけです。

そんな中でこれは危ないと思われることを少しづつ無く

していくためのパトロールです。

しかし、安全というのは作業をする人の意識によるところ

が大半を占めます。

ベテランだから、経験があるから、慣れているから と

いったことは怪我をしにくい要素なのですがどんな人でも

つい気を抜いてしまうことがあります。

慣れてしまっていることが実は危険なことということも

あります。

工期がないから、今日中にやってしまわなければならないから、

といった通常ではない状態でも事故は起きますが、そのような

緊張感がなければ起きることもあります。

全ての職人さんは何が危険でどうすれば安全かはわかっています。

しかし、つい正しい手順を省いてしまう、安易に考えてしまう

といったときに起きます。

 

 

 

 

 

 

今はどうか知りませんが、数年前までは奈良県は仕事量のわりに事故

が多いと聞いたことがあります。

また住宅というのは大手も手掛けていますが、つい数年前までは町屋

の大工さんが仕事を請けていたこともあります。

今でもそんな仕事はあると思います。

安全確認よりも経験と勘で仕事を進めていいといった意識が今でも

あるかもしれません。