意匠的に構造材を見せる造りが多くなりました。

これも流行り廃れがあると思います。

30年くらい前では構造材はほとんど見せない造りが一般的

だったと思います。

写真はリフォームですが既存の梁に補強梁を入れています。

筋違や束もあらわしになっています。

構造的に筋違が必要となっても壁をつくらずに筋違をあら

わしにすることもあります。

 

梁をあらわしにすることが多いですが、これも見せ方は

いろいろで考え出すと難しいものです。

梁の下のほうだけ部分的に見せることもあれば吹抜けに

してそっくり見せる方法もあり、部屋に対してどの方向

に掛けるかによっても印象は大きく変わります。

どちらにしても空間は広くなります。

暮す人の好みもありますが意匠的には良くなりますが、

空調的には不利ですし、照明も工夫が必要です。

またリフォームの場合、古い梁または柱の場合は傷や

欠き込みがあってあらわしにするには化粧してやらな

ければならないこともあります。

これはそれらしくみせるにはある程度の技術が必要に

なります。

それから化粧梁には埃が載ります。