こちらは平屋の家です。

アールの壁ができました。

なかには遊び心があってもいいかと思います。

時々このような変わった造作をします。

もちろん施主さんの要望だと思います。

当社は新築工事とリフォーム工事をしています。

最近は新築工事が減ってきているのでどこも両方を

手掛けていると思います。

利益を確実にするには新築工事です。

仕事も一から造るのでリフォームに比べれば簡単です。

 

 

 

 

 

 

リフォームはやはり経験と知識がより必要になります。

今でこそある程度仕事の仕方は決まってきましたが

昔はその家を造った大工さんの癖というか流儀があって

造り方が少しづつい違います。

また見えないところは解体してみないとわからないという

不確定要素があります。

なので利益率が変動します。

着工自体は新築工事のように確認申請が不要の場合が多い

ので早く掛かれることが多いです。

法改正でリフォームも確認申請が必要になるかもしれま

せんが。

しかしリフォーム工事は500万円までなら特別な許可なく

誰でもできる(してもいい)という面があります。

又器用な人ならある程度のことができます。

ある意味ちょっと怖いことです。

 

大工工事と言ってもいろんな仕事があります。

ノミやカンナを使わなくてもできる仕事はたくさんあります。

新建材を多用していれば鉋を掛けて仕上げるといった仕事は

ありません。

構造材の仕口や継ぎ手が造れなくても金物で固定することも

できます。

現代の家は金物を多用しますが本来木材と金物は相性がよく

ありません。

いいといえば釘くらいでしょうか。

これははるか昔から使われています。

現代の釘とはちょっと違いますが。

同じ組むならできれば木材を正しく加工して組むべきだと

思います。

当社は今でも墨付け手刻みで家づくりをしていますが、

リフォーム工事はやはりこれができないといけない仕事だ

と思います。

今現在リフォームの対象になっている家は伝統工法の古民家

が多いです。

全く同じ施工はできないかもしれませんができるだけ当時

のやり方に近い方法でリフォームすればそれは次の代にも

伝わります。