今日から古民家の解体作業にかかっています。

茅葺の家なので100年位は経っていると思います。

 

 

 

 

 

 

いつものことですが、天井を取り払うとこのように黒く

光った梁が表れます。

今現在、この部屋は床の間付きの和室なんですが改装

されたのでしょうか。

でなければこんな黒光した梁が隠れていることはありま

せんね。

昨今の古民家のリフォームは隠れていたこのような梁を

見せるのが流行りです。

 

いつも思うのですが、竈があったであろうところからかなり

離れた部屋までこのような黒く煤けた梁があることです。

ここまで煙が来るでしょうか。

やはり塗装してあるのかもしれませんね。

柿渋は漆喰、ベンガラなどが考えられますが、調べてみると

「渋墨塗り」という柿渋と松の煤を混ぜて造る塗料のようで

防水、防虫、防湿の効果があるそうです。

ただ触ると手につくみたいです。