客間、応接間という部屋ですがほぼ造ることが

なくなりました。

新築でもリフォームでも客間が欲しいという人は

めったにいません。

これは当社だけのことかもしれませんが、和室が客間

を兼ねているのかもしれません。

客間のいいところと言えば来客に生活空間を見られなくて済む、

リモートワークが増えた今となってはあってもいいかも。

また急遽親の面倒を見なければならなくなった、といったとき

なども便利だと思います。

しかし打ち合わせの時点で、最低限必要な部屋として水回り、

広めのLDK、子供部屋、寝室などを揃えるとそれだけで予算や

それに応じた坪数を満たしてしまうことが多く客間といった

いつ使うかわからない部屋まで作る余裕がないのが実情です。

実際、来客などいないという人も多く、ほとんどは玄関先で用が

済む人が多いようです。

また生活感を見せることに抵抗のない人もいます。

私も仕事柄、よく他人様の家にお邪魔することがあります。

打ち合わせとなると和室が多いですね。

正直、正座がつらくなることがあります。

打合せが長引くと立ち上がるのに時間がかかります。

たまに和室でも椅子を置いてくれている家もあります。

これは助かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関先で話をするというと昔の家を思い出します。

私の実家もそうだったのですが、通り土間から和室に上がる

手前に腰を掛けられる板間があって近所の人が来ると両親は

いつもそこに腰かけて話をしてました。

冬などはそこに火鉢を置いてタバコを吸いながらいつまでも

話し込んでました。

通り土間にある板の間は近所の人たちとの交流の場でもあった

んですね。