桜の季節ですが、テレビやラジオで今日の雨は
「花散らしの雨」という表現をしていました。
「確かにそうだな」と思って聞いていたのですが、
恥ずかしながら、私自身あまり聞きなれない言葉だったので
ちょっと調べてみました。
「花散らしの雨」 風流な表現のようですが実は、古い時代の風習で
『旧暦の三月三日に花見をした翌日、若い男女が集い飲食すること』
を言う言葉です。
若い男女のことですから、宴の後に・・・・・・・
散るのは桜ではないのです。
ちなみに、季語に「花散らし」はないそうです。
今の人は、「桜を散らす雨」=「花散らしの雨」と結びつけてしまった
ようです。
誤用が定着してしまったのですね。
いずれにしろ、花を散らすほどの雨ではなかったようでよかったです。
満開の桜は本当にきれいですね。
若いころはそんなことは気にもしませんでしたが、今は思います。
ところで、桜の満開 今が満開と思っていたのですが、本当は、
花びらが散り始めた時が満開だそうです。