当社は以前「日本の木と漆喰で造る家」という謳い文句を掲げていました。

今もそのうたい文句通りの家づくりをしています。

家によっては予算の都合があり、すべての部屋が漆喰ということはないこと

もありますが。

今の家づくりを始めたころは「シックハウス」がやたらと問題視されていました。

今もあるとは思いますが「シックハウスだから」といって家づくりををお願いし

てくる人はいなくなりました。

建材の良くなって揮発性物質も少なくなったからでしょうか。

当時は自然素材がもてはやされました。

身体にやさしく、調湿効果があり、消臭もしてくれるといったことも強調されて

いたように思います。

しかし今となってはそれを売り文句にするような工務店もありません。

一時の流行で取り入れたけれどもすぐにまた新建材を多用した家づくりに替えた

ところもあると思います。

住宅も流行り廃れがあります。

パッシブソーラーハウスが流行った時代もあります。

当社もあるところに加盟していました。

残念ながら解散してしまいましたが、理にはかなっていたと思います。

今のその家に住んでくれている方がたくさんいます。

住宅に流行り廃れはあっても、やはり人が暮らすところですから使う素材はより

自然に近いものがいいと思います。

造った時が一番きれいな新建材よりも経年変化が楽しめる素材の方がいいですし、

何よりシックハウスがどうこうではなく自然素材は人の体に優しいことに変わり

はありません。

また新建材とは違い自然の素材はなくなりません。

廃番、生産終了はありません。

長く暮らすにはいつでも、いつまでも手に入れることができる材料であることが

必要です。