
古民家のリフォームです。
古民家といった家はほとんどの部屋が真壁で造られています。
昔は真壁が主流でした。
そしてほとんどの部屋が漆喰や聚楽といった左官仕上げです。
クロスはほとんどありませんでした。
リフォームや改修ではこの真壁を大壁にすることが多いです。
新しい壁で覆ってしまうと一気に壁が新しくなりますし、
耐震や断熱にも有利です。
この仕上げも施主さんの好みですが、個人的には同じく真壁の
まま壁を塗り替えてもいいのではないかと思います。
壁の状態にもよりますが、そのほうが施工費を抑えることが
できるかもしれません。
また真壁は大壁にすると厳密には部屋が狭くなります。
真壁は壁が柱よりも10ミリから15ミリくらい凹んでいます。
以前、985モジュールの古民家に住んでいた方がハウスメーカーの
メーターモジュールの家に建て替えられました。
メーカーの営業マンが「メーターモジュールですから前の家より
広くなります」と説明されたそうです。
確かにモジュールでは広いですが、大壁にすると壁から壁の間
は狭くなります。
985モジュール幅の廊下やトイレは真壁では895ミリくらいの幅
がありますがメーターモジュールの大壁では855ミリとなります。
(真壁のチリを15ミリ、柱を4寸角、石膏ボードが12.5ミリとすれば)
施主さんが「前より狭い」と言われてました。
細部の仕上がりを考えずに説明するとクレームのもとになります。
写真のように胴縁を施工すると石膏ボード12.5ミリ+胴縁15ミリ
片方の壁で27.5ミリ、両方の壁で55ミリ狭くなります。
これは仕上げの厚みを含んでいません。
