座敷、和室といわれる部屋は本当に少なくなりました。

それでも畳の間、茶の間、寝室として畳を敷くことはあります。

それも一畳ものではなくヘリなしの畳です。

ある施主さんが畳は敷くけれども和室ではなく「洋室っぽく」して

ほしいという要望がありました。

そのことを伺った設計が「洋室」と思って障子は設けませんでした。

私はそんな話は知らず、最終確認の打ち合わせに入り畳が敷いてあった

ので「障子は要りますよね」とお聞きすると「言うのを忘れてました」

という返事でした。

施主さんは年配の方です。

年配の方の言う和室というのは「真壁」で「床の間」があり「天井が

杢目の板」なんでしょうね。

畳の間にはやっぱり障子は要るみたいです。