
地盤改良工事です。
地盤調査の結果、改良工事が必要になりました。
余分な工事費がかかってしまいますが、こればかりは調査
してみないとわかりません。

ハイスピード工法という柱状改良です。
改良工事には表層改良、柱状改良、鋼管杭工法がありますが
最も多い改良工事です。
同じ柱状改良でも固化剤を使って地盤の中にコンクリート状
の柱をつくる工法もありますが、これは砕石パイルと言って
地中に砕石の柱をつくる工法です。
柱状の穴に砕石を突き固めながら押し込んでいきます。
砕石を転圧していくときに多少、音と振動が発生します。
この改良方法は地震時の液状化を抑制してくれると言われます。
地震の揺れで上昇してきた水分が砕石の中に流れ込むことで
水圧を外部に排出してくれます。
また砕石は自然素材なので固化剤を使った柱状改良のように
産業廃棄物にはなりません。

改良工事が完了しました。
完了すれば円形のコンクリート状の柱があるか砕石の柱があるか
だけの違いです。
