大型連休も今日で終わりです。
最終日は朝から雨で少し肌寒いくらいです。
新築もリフォームも新たに和室、床の間のある座敷
を造ることはほとんどなくなりました。
リフォームでも和室を洋室に変えてしまうこともあります。
新築でもせいぜい畳の間、茶の間程度です。
予算の都合もあれば限られた間取りでは和室も造り
にくくなっています。
それが縁側となるとなおさらです。
近年の夏の暑さは異常で高気密・高断熱化が進んでいます。
窓も少なくなる傾向にあり、風を通すよりも密閉した状態
でエアコンで空調するのが一番という人もいます。
しかしこれも周辺環境によりますが、自然の風というのは
捨てがたいものがあります。
また縁側も部屋との間に空間を設けることで直射日光や
外部の熱気を抑えることができます。
古民家によくある間取りです。
古民家は涼しいと言われますが、土壁や茅葺の屋根がなくても
高気密・高断熱に頼りすぎずに間取りで工夫するのも暮らし方
の一つです。