リフォームの現場ですが、このところ造作の収納を

造る人が増えました。

家具や収納グッズをあまり使わなくなったようです。

その家に合わせて造ればコーディネートもトータルで

できるので仕上がりもきれいです。

しかし造り付けの場合はしっかりと何を収納するかを

決めておかないと使い勝手が悪くなります。

また、家具のように移動はできません。

これもクローゼットの代わりになるものです。

昔ならタンスがありましたが、普段着はこれで賄えます。

これも高級なタンスに比べると気密性はありませんから、

虫食いなどの心配のある高級な着物などは桐のタンス

にはかないません。

当社でよく造る格子の耐力壁です。

おおきな壁量の代用にはなりませんが、風や光を通したい

ときはいいものです。

柱に埋木をしています。

リフォームでは既存の化粧柱に鴨居や幕板が取り付いている

ことが多く、それを撤去すると柱にほぞ穴などの傷が残ります。

そんなところを埋木で対処しています。

木が新しいので目立ちますが、しばらくすれば焼けて目立たな

くなります。

いま、この家では左官屋さんが仕上の仕事をしています。

 

話は変わりますが、自分の車が車検でディーラーの出してきたの

ですが、その待合室にこんなものが、

 

 

 

 

 

 

木で造った帆船の模型です。

昔私はこれをプラモデルで造ったことがあるのですが、

精度が全く違います。

帆を張るためのロープ(糸)がすごく細かいです。

かなり細かい部分まで造りこまれていました。

ディーラーの人に聞いてみるとこの店を開店した時から

ずっと付き合いをしてくれているお客さんからいただいた

ものだそうです。

このようなキットがあるのかどうか知りませんが、3年ほど

かけて造られたそうです。

いい趣味ですね。

私もまた何か作ってみたいのですが、老眼ゆえに専用のメガネ

がいりそうです。それに根気が続くかなという不安もあります。