ハーフユニットと言って浴槽と洗い場だけ(下半分)がユニット

担ったものを使って壁と天井を檜で仕上げた浴室です。

これと違って浴槽自体を檜で造った檜風呂というのがあります。

ある記事で見たのですが、この檜風呂がだんだん作れなくなってき

ているそうです。

様相に使われるのは木曽桧と言われる桧ですが、樹齢250年以上の

天然木だそうです。

日本は森林国ですが、この森林は大きく分けて原生林、天然林、人工林

に分けられます。

吉野の間伐材はすべて人工林です。

人工林は伐採、植林と人が手を加えていかないと生育しません。

天然林は天然の林そのもので人工的に植えられたものではなく、自然と種子

が落下して育ったものです。

それが枯渇してきているそうです。

樹齢250年から300年といった桧ですから、そう簡単には育ちません。

高価で取引されるために短期間で切りすぎてしまったというのも理由です。

人工林への移行も考えているそうですが、まだ樹齢が100年程度と若いのが

現状です。

世界でも有数の森林国で、国産材をもっと活用しようという動きもある一方、

こんなことも起きているんですね。