家づくり 新築の場合はすべて一から考えることができます。

あれもこれもというわけにはいきませんが、かなり理想に近い

間取りの家が考えられます。

性能の面でも今の住宅ならば、断熱も耐震もレベルの差はあれ

高い性能に持っていくことができます。

(省エネ基準の義務化は見送られましたが基準を満たしている

かどうかの明示は必要です)

ところがリフォームはそうはいきません。

リフォームのきっかけといえば、

使いづらくなった

仕上げが古くなって見た目が悪い

大事な部分が劣化してきた(屋根や床)

夏暑くて、冬寒い

地震が心配

といったところでしょうか。

中には中古物件を購入してそれをリフォームということもあります。

(意外と多いです。 建て替えのつもりが予算が合いそうにない

ということもあれば、リフォームを前提にして購入する人もいます)

浴室やキッチン、トイレの取り換えもありますが、

リフォームのまず第一は間取りの変更です。

変更箇所が少ないこともありますが、全体に変えてほしいという人

もいます。

次はそれに伴って内装のやり変え。

単純に張替や塗り替えもあればクロスから塗り壁、反対に塗り壁から

クロスということもあります。

次に断熱対策。

今みたいに寒い時期にはよけい断熱は大事と思います。

最後に耐震でしょうか。

間取りの変更もそれなりに工事費がかかりますが、断熱、耐震となる

と現時点での構造によってはさらに工事費がかさみます。

断熱も耐震もリフォームの場合、100%は難しいです。

間取りの変更に伴ってできる範囲で耐震を考え(今よりは強くする)、

断熱は床下と天井、そして開口部が有効です。

家全体となると施行範囲が大きくなりますが、主に使う部屋(洗面や

トイレを含めて)に限定してリフォームでもいいかと思います。