リフォームの現場です。

耐震と外断熱の施工のための合板を施工しています。

リフォーム前は無断熱の家でした。

耐震も新耐震基準以前の家でした。

耐震と断熱にはいろんな方法があります。

部分的に筋違を追加するだけで住む家もあれば、かなり

の数の耐力壁を設けなければならない家もあります。

耐震性能を上げるにはまず屋根を軽くすること、これは

誰でもわかります。

瓦屋根ならば土を降ろして桟葺きに変える、または軽い

屋根材、ガルバリウムなど変えるといった方法が考えら

れます。

しかし、屋根は軽いに越したことはありませんが重い屋根

でも耐震性能を確保することはできます。

耐力壁と言われる壁が増えるだけです。

現代の家では見られない根太の組み方です。

梁という構造材に根太という床板を固定する根太を

落とし込んで組んでいます。

普通は梁の上に転がせています。

また、根太の間隔が広いです。

今では303ミリ間隔は主流です。

しかしその分根太は大きくなっています。

また、この根太という部材も今ではあまり使われません。

梁の上に合板を貼ってそれを下地にしてフロアーを貼る

ことが多いです。

 

話は変わりますが、私の時代は夏と言えば「怪談」でした。

「お岩さん」や「牡丹灯籠」「番町皿屋敷」などでした。

昔はお盆のころにこのような映画がよく放映されていました。

しかし、今ではこんな映画はあまり放映されません。

時代が変わって「怖いもの」も変わってきています。

ある記事で

幽霊の寿命は400年位といったことが書かれていました。

というのも、岐阜県の関ケ原周辺では「関ヶ原の戦い」

で命を落とした落ち武者の霊がたくさん目撃されていた

そうですが、ここ20年程前からその姿が激減しているん

だそうです。 ちょうど400年です。

確かに霊もエネルギーだとすれば寿命はあります。

そう言えば、原始人の霊を見たという話は聞いたことが

ありません。

ちなみに7月26日は「幽霊の日」なんだそうです。

1825年7月6日 江戸の中村座にて4代目鶴屋南北作

の「東海道四谷怪談」が初演されたのが由来です。

日本の幽霊と言えば「足」がありません。

この足を消したのが歌舞伎役者の尾上松緑で、怖さを感じ

させる演出が今の幽霊の姿になったと言われています。

四谷怪談はあくまで架空の話で本当の「お岩さん」は真面目

でよく働くいい人だったようです。