リフォームの現場です。

内装の床・壁・天井の解体が終わりました。

構造材の状態を確認に来ています。

リフォームの現場は解体してみないとわからないことが

たくさんあります。

かといって「解体してみないと工事費がいくらかかるか

わかりません」では契約はできません。

工事費がかかる方にばかり安全側に見積もりすると高くな

ってしまいます。

といって「大丈夫だろう」ばかりでは工事にかかってから

大変です。

追加工事ばかり発生しては信用を失います。

ここ数年リフォーム工事が増えました。

10年くらい前ならば建て替えになったかもしれないような物件

でもリフォームになることが多いです。

解体して建て替えれば仕事も簡単です。

施主さんも既存の家に合わせた間取りに縛られることもありません。

しかし建て替えるとなると解体費用も掛かりますし、同じ大きさの

家は手に入らないということもあります。

大規模リフォームになれば完成すれば新築と変わらない状態にできる

こともあります。

リフォームは大規模であっても建て替えるよりは安くしてあげること

が前提になります。

ここはもと和室だったところです。

こちらがリビング。

リビングの方の大引が土台から少し上に上がっています。

和室の方は同じ高さです。

これは畳を敷き込むために和室の床を下げるためです。

今では和室の大引を下げて造ることが多いです。

こちらの家は耐震、断熱を含めたリフォームです。

基礎も追加または添え基礎で構造評点を上げます。

リフォームで耐震等級を2や3にしてほしいと言われることが

ありますが、リフォームは既存の家を補強するものですから、

あくまで評点でしか提示することはできません。

断熱は外貼り断熱です。