畳の部屋も少なくなりましたが、必ず1部屋は
畳の間があります。
やっぱり落ち着くからでしょうか。
こちらは1帖ものの畳ですが、ヘリなしにしています。
ヘリが付いていないと安いと勘違いする人がいますが、
反対に高くなります。
畳表が目積という織り目が積んでいるものを使います。
柔道場などの使われている畳はこのようにヘリがありません。
畳の表と言えばイグサが一般的なはずですが、今では
和紙を使った表も良く使われます。
日焼けしないメリットがありますが、本来のイグサの香り
はしません。
床(中身)も稲わらを使った藁床から発泡スチロールをつかった
建材畳床が増えています。
持ち上げてみればわかりますが、藁床の畳は重いです。
この畳、寸法もいろいろです。
関西では一般的に江戸間、関東間と言われる880㍉×1760㍉サイズの
畳がよく使われます。柱芯々寸法が910モジュールになる畳です。
今でも少し古い家になると京間、本間と言われる955㍉×1910㍉サイズ
の畳もあります。柱芯々が985モジュールになる畳です。
昔はこの畳のサイズに合わせて家が造られ邸た時代がありましたが、今
では家を造った後にそれに合わせてたたみを採寸して造ります。