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ある大学で、衣・食・住に関して「洋好み」か「和好み」かアンケートを取ってみた

ところ衣の関して圧倒的に洋好みが多く食に関してはほぼ半々、ところが住に関して

は圧倒的に和好みが多かったそうです。

中でもどこが一番好みかと訊けば「縁側」だそうです。

家に縁側があるような学生はほとんどいませんが、どこでそう感じたかというと「祖父

母の家」ということです。

 

今、新築で縁側を付ける人はめったにいませんが、私の実家にも私の家にもあります。

田舎だからあるのかもしれません。

我が家の場合は主に布団干しの場となってますが、昔はそこでスイカを食べたりした

思い出があります。

 

この縁側、今はやりの高気密・高断熱・耐震重視の家には不向きです。

大きな開口部は、熱の出入りが自然と大きくなりますし耐震上も不利です。

昔の縁側は、総2階の家の外側に屋根をかけて作られていて、構造的にも分離されている

のでそこに頑丈な壁を作っても家の耐震には役立ちません。

耐震上の壁を作るには天井を補強して繋ぐといった方法が必要になります。

今の家とは基本的(構造的)に違う考えで造られています。

しかし、アンケートの結果を見てみると意外とこれから復活するかもしれませんね。