IMG_1767[1]

昨日は、滋賀県で全国古民家再生協会の地区大会でした。

地区大会の中での基調講演は、滋賀県立大学の高田氏の話でした。

この方は、耐震パネルの研究をされています。

 

木製の格子パネルは、すでに在来工法では耐力壁(筋違や合板の入った壁)

として認められているものがあります。

この方の研究は、伝統構法に採用できる格子のパネルの研究です。

IMG_1778

一般的な合板や土壁、筋違の入った壁は30分の1以上傾くと

耐力は降下する一夫ですが、講師のパネルはそれ以上傾いても耐力

を保持することを表しています。(赤い線が格子パネル)

また縦横に格子が入っているので上からの加重も支えてくれます。

IMG_1784

また、普通耐力壁は、横架材間(土台から梁または梁から梁)

にまたがる必要がありますが、格子パネルは窓などの開口の上下

にも使用可能です。

IMG_1791

同じ壁を作るにしても格子ならばそれほど圧迫感はありません。

風も光も通すことができます。

これが数値的に計量できるようになれば、伝統構法の耐震にも

いろんな可能性が出てくることになると思います。