外張り断熱です。
厚さ５センチのスチロール状の板を貼っています。
断熱施工と言えば部屋内側に施工することが多いです。
これは新築でもリフォームでも同じですが、内側に施工
した方が施工費も抑えることができます。
外張りの断熱はずっと以前にもありましたが、当時は
外張りの断熱材の上にサイディングなどを施工するという
方法でした。
この方法だと強度のほとんどない断熱材を挟んで重い外壁材
を取り付けることに多少無理がありました。
長いビスを使って取り付けることになるので重さによって
垂れ下がるということもあり得ました。
今ではこの断熱材に直接仕上が施工できるようになっています。
外張り断熱は壁の面については隙間なく（断熱欠損なく）
施工できるメリットがあります。
また、構造材の外側を包むので構造材をいい環境のもとに置く
ことができます。
今回この家はリフォームで内側には土壁が残っています。
土壁のメリットを残したまま断熱施工するにはい方法ではないか
と思います。
